秋篠宮家の次女・佳子さまが、11月、ペルーを公式訪問された様子は、日本ではもちろん現地のメディアでも報じられた。そして、現地の人たちは佳子さまの様子をTikTokにアップしている。そういえば、宮内庁の広報室のSNSなどの発信強化はどうなった? 今回の佳子さまのTikTokに関して、象徴天皇制に詳しい歴史学者で名古屋大学人文学研究科の河西秀哉准教授に話を聞いた。
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ペルー南部の古都クスコにある世界遺産マチュピチュへの入り口に到着された佳子さま。佳子さまはガイドに一礼し、標高約2,450メートルの天空の要塞都市へ向かうゲートの前で、居合わせた人たちが向けたスマホにニコリと笑顔を投げかけた。
佳子さまは、首をちょこんと横に傾け、微笑むというよりはくしゃっとした笑顔をスマホカメラに向け、マチュピチュへのゲートへと進んで行かれる。
この様子は、短い動画をシェアできるSNS「TikTok」にアップされた、佳子さまのペルーでの姿だ。TikTokには、「#princesakako」(スペイン語でプリンセス佳子)のタグ付きで、現地の人たちがスマホで撮影したと思われるいくつかの動画がアップされている。
佳子さまは360度全方位にクルリ
マチュピチュ以外でも、クスコのインカ帝国時代の太陽神殿「コリカンチャ」の石組みの上に建てられたサント・ドミンゴ教会を見学され、移動の車に乗り込むまでの様子も、スマホで撮影されていた。
そのとき、佳子さまは、沿道に集まった人たちに手を振られていた。
お手振りに集中して石段に気が付かなかったのか、護衛の警察官に目の前に石段があると伝えられたようだ。佳子さまは護衛の人に丁寧に頭を下げたあとも、手を振り続けられた。車のところまでくると全方位360度、クルリと回りながら手を振られていた。