売り切れを知らせる看板

 ボーカルのスティーヴン・タイラー(75)は、たい焼きを「日本の神秘」と表現するほど、たい焼き好きだという。来日したときに出会って以来たい焼きに夢中になったという説がファンの間で濃厚だ。来日する際は必ずたい焼きを購入し、ライブ前には10個も食べたという逸話が有名だという。

 スティーヴン・タイラーのインスタグラムには、2018年のハロウィーンで自身がたい焼きのかぶり物をつけたコスプレ姿も披露している。

 たい焼きのあんは、今年8月に発売したベストアルバム『グレイテスト・ヒッツ』のジャケット写真の赤色をイメージして、りんご味に決定したという。

「ユニバーサルさんから『Adam's Apple(エアロスミスの曲)にかけてりんごはどうですか?』との提案もありました」(担当者)

たい焼き専門店「鳴門鯛焼本舗」の外観

 11日に発売してから、反響は予想以上に大きいという。「関東や関西には売り切れ店舗が出始めています。関西の都市圏の店舗は在庫が今週中になくなるのではと社内で見立ています」(同)

 当初はあんがなくなり次第終了する予定だった。ところが、売り切れる店舗が相次いだことから、売り切れた店舗では12月2日頃から再販し、キャンペーンはしばらく続けることを決めたという。

 担当者は最後にこう打ち明けた。

「最初は全国で38店舗のみ販売予定でしたが、今は取り扱い店舗数を徐々に増やしている状況です」

 11月14日時点で44店舗まで増やしているという。

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りんごあんがぎっしり