去就が注目される巨人・中田翔

 巨人中田翔は来季どのチームでプレーするのだろうか……。今オフ、FA権行使の可能性が報じられる中で去就が注目されている。

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 2年連続Bクラスに終わった巨人は原辰徳監督が任期途中で退任。阿部慎之助新監督の誕生で来季組閣も着々と進んでいるが、選手たちにも大きな動きがありそうな予感も漂う。

「(中田は)原監督退任でモチベーションが下がる可能性もある。巨人では野球人生の危機を救ってくれた恩人のためにプレーを続けていた。今後をどのように考え進路を選ぶのか、今は想像がつかない」(巨人関係者)

 2021年、日本ハムに在籍していた中田はチームメイトへの暴力行為が発覚、無期限の試合出場停止処分を受けた。選手生命の危機に陥っていたが原監督主導の形で無償トレードで巨人への移籍が決まった。

「ヤンチャな印象があるが義理人情に熱い男。窮地で動いてくれた原監督と栗山英樹氏(当時日本ハム監督)には頭が上がらない。巨人移籍後は多少コンディションが悪くても試合に出続けたと聞いている」(元日本ハム担当記者)

 今季は開幕から打線の中核を任され好調を維持、一時は本塁打数でリーグトップに立つこともあった。しかし、5月に右太もも肉離れで離脱するなど、最終的に92試合の出場で打率.255(263打数67安打)、15本塁打、37打点の結果に終わり、Bクラス低迷の責任を感じていたという。

「中田は原監督が来季も指揮を執ると信じており、3年契約最終年に有終の美を飾って欲しいと願っていたはず。退任が決まってからは口数も少なくなったように感じた」(巨人関係者)

 10月5日には「中田がFA権を行使しての移籍を熟考することになりそうだ」とスポーツ報知が報じた。同紙によると、若手の台頭によって選手層が厚くなったため、出場機会を求めて国内球団への移籍の道を模索するということだ。

「来季がプロ17年目のベテランだが、通算303本塁打の長打力と過去3度打点王の勝負強さは衰えていない。守備もグラブ捌きが上手く球界屈指の一塁手。以前は外野手でベストナインになったこともある。攻守で素晴らしいアスリートなのは間違いない」(在京球団編成担当)

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移籍となれば“有力”なりそうなチームは…