息子は自分が悲しいのに、ryuchellの心配をしてくれるんです。「ダダが独りぼっちだったらどうしよう」って。「友達がいるから大丈夫か」なんて話しています。
――8月29日でryuchellさんの四十九日を迎えました。
この日は普段以上にryuchellの好きなものを用意してあげました。ビール、チャミスル(韓国焼酎)、コーラ、マンゴー、チョコ、はちみつ梅とかですね。いただいたゼリーもお供えしました。
息子と一緒に「もうそろそろお空に着いたかな」とか言いながら、過ごしていました。息子は「さみしくならないように」と自分の写真をryuchellの横に置いてあげたり、ryuchellの写真にゼリーをあげたりしていました。
夜寝るときに、私が息子に「格好いいところも、面白いところも、優しいところも、怒っているところも、泣いているところも、全部好きだよ」と伝えたら、息子は「面白いのは僕じゃない、ダダからもらったんだよ」と言っていました。「僕はダダの面白いところを見ていた」って。
私から見ると、とても優しいところもryuchellに似ていると思います。面白いことを言うのも、のんびりでマイペースなところも、家で踊りだすのもryuchellですね。強いところは私に似ていると感じますが、それ以外はryuchellに似ています。ryuchellと私の子どもなんだなと感じます。
ryuchellの写真にご飯をあげたりする息子の姿を見て、「ryuchell、これ、めっちゃ幸せなことやで」なんて感じたりしています。それはryuchellが息子に本当に愛を与えていたからなんだと思います。