AERA dot.で「peco & ryuchellの子育て日記 新しい家族のかたち」を連載してきたryuchellさんが7月12日に亡くなってから、約2か月半が過ぎた。四十九日を終え、pecoさんがAERAdot.編集部のインタビューに応じてくれた。深い悲しみが残るなか、一つの区切りをつけ、これから仕事も再開していくという。AERA dot.での連載も10月から再スタートする予定だ。
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本格的な活動再開を前に、ryuchellさんへの心境や、5歳になった息子の受け止め、ryuchellさんとの最後のやり取りなどについて語った。〈後編〉
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――息子さんにはryuchellさんの死についてどうやって伝えたのでしょうか。
息子には亡くなったことを帰国後に伝えました。亡くなったことを伝える瞬間が本当に辛かったです。生きてきた中でいちばん辛かった。伝えたときは息子もワーって泣いていました。
以前この連載でもお話しましたが、息子はディズニー映画の「リメンバー・ミー」(編集部注・先祖たちが暮らす“死者の国”に迷い込んでしまう物語)が大好きで、以前から死について関心を持っていました。小さい子に人の死について説明するのは難しいですが、息子は死について理解していました。