運動会といえば「秋」というイメージでしたが、最近の運動会は秋より5~6月開催が多い様子。
残暑厳しい9~10月よりも、過ごしやすい初夏のほうがカラダも動かしやすいのかもしれませんね。
運動会の主役は子どもですが、お父さんもこの日は大忙し。
着ていく洋服は? リレーで転ばないためには?など運動会に初参加するお父さんはもちろん、慣れたお父さんとっても、小さな悩みは尽きないはず。
そこで、晴れの運動会でかっこいいお父さんになるポイントをまとめてみました。
![お父さんのかっこいい雄姿は、お子さんの一生の思い出になるはず](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/5/1/600mw/img_51bf7954c063a9b1b6e706738889eba161930.jpg)
まず心得ておきたいポイントは服装です。
お父さんが出場する種目がたくさんある運動会では、ばっちりオシャレに決めるより、動きやすく、汚れてもよい服を選択することが最低限のマナーとなります。
かといって、この条件に合っていても、周りのお母さんや子どもたちから白い目で見られ兼ねないNGな服装もあるんです。それは、「上下そろいのジャージ」または「ゴルフウェア」のような2つの出で立ちです。
たとえば、有名ブランドの高価なジャージで決めたつもりでも、主役はあくまで子どもたち。やる気満々さが伝わりすぎて周囲から浮いてしまい兼ねないので、「上下ジャージ」は避けたいもの。
さらに、高価なブランドのポロシャツやパンツで構成された「ゴルフウェア」も、紳士のスポーツであるゴルフには適していますが、やはり運動会には場違いです。
Tシャツ&ジーンズ、またはチノパン、スニーカーという力を入れすぎない普段着スタイルのカジュアルルックがちょうどよいようです。
子どもをきれいに撮影するには?
お父さんの運動会の仕事のメインともいえるのがカメラ&ビデオ撮影でしょう。
せっかくのお子さんの晴れ舞台ですから、最高の瞬間をおさえたいですし、ピンボケした写真でお父さんとしての評価を下げたくないですよね。
そんなお父さんにおすすめのアイテムが「一脚」です。
「三脚」じゃないの?と思われる方もいらっしゃるでしょうが、運動会には一脚がとっても便利。
愛するわが子をきれいに撮りたいと思うのは他の親御さんも一緒。混雑した運動会の会場では、スペースをとる三脚よりもコンパクトな一脚が適していますし、何よりフットワークよく動けるので、最高の撮影ポイントに素早く移動することも利点です。
しかも、一脚はカメラの方向を瞬時に変えられるので動きのある撮影に最適! 「三脚はあるけれど一脚は持っていない」という方もご安心を! 三脚の脚を折り畳み、一脚として使ってみましょう!
![一瞬の晴れ姿をいかにきれいに撮るか。お父さんの腕の見せ所ですね](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/0/e/600mw/img_0e375b70b7f657e74051bb661eab34ca63708.jpg)
運動会で転びたくない!
「運動会で転ぶなんて、俺に限っては大丈夫」と考えているお父さん、甘くみてはいけません。
実際に、若かりし頃の自分の体力のイメージのままでリレーに出場し、足がもつれて転倒してしまうお父さんも多く、中には骨折してしまったという実例も!
そうした最悪のケースに陥らないためには、運動不足と加齢によって予想以上に筋力が低下している現実を直視することが大切。
要は、運動会で転倒するお父さんのほとんどが「アタマの中でイメージするスピードがあるから、上半身は前に傾く」➡「イメージ通りに下半身がついていかない」➡「急な筋肉への負荷と、イメージとの落差でカラダのバランスが崩れる」➡「結果、前のめりになって転んでしまう」……。このサイクルが、“転ぶお父さん”の鉄則となっているのです。
では、とうすればいいのでしょう。
転ばないための対策は「ストレッチ」と「ジョギング or 縄跳び」です。
アキレス腱と股関節の前面伸ばしは走る前にきちんとやっておきましょう。
できれば、運動会前から少しでもジョギングの習慣がついていればいいのですが、時間がない場合は縄跳びでも効果ありです!
運動会が終わってから……
翌日に仕事が控えているお父さんは、家に帰ってからも油断は禁物です。
ひどい人になると、翌日、筋肉痛で階段が下りられない、ふくらはぎの筋肉にかけた急な負荷で痛みが発症……というケースもあるので、運動会後にかっこ悪いお父さんにならないためにも、以下のアフターケアを実践しておきたいもの。
●筋肉痛やカラダへの負荷を軽減させるケア
帰宅後は下半身を中心にしたストレッチを行う。
負荷のかかった筋肉がクールダウンしたら、カラダ全体をほぐしてあげる。
さらに、湯船につかってカラダを十分温める。
その状態で、就寝前に筋肉をほぐしてあげる。これだけでも翌日はかなりラクなはず。
運動会の主役はあくまで子どもですから、頑張りすぎない、無理しすぎないことが何より大事。
今年の運動会は、子どもさんと奥様はもちろん、ママ友やパパ友から羨望のまなざしで見られるかっこいいお父さんとしてバッチリ決めてくださいね。
![](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/4/d/120m/img_4dada8ca82728cf041e1cacfa35d301b238733.jpg)