事件後、瑠奈容疑者が子供のころに、「動物や人を傷つけていたことがある」「刃物を振り回し、脅していた」などと報道されていたことについて聞かれると、

「(そういうことは)ありません」

 と答えた。

 修容疑者の鑑定留置理由の開示は1時間ほどかかったのに対して、浩子容疑者は30分ほどで終了した。

今回は自身が鑑定される側に

 修容疑者は著名な精神科医として知られ、裁判でも鑑定意見などを出したこともある。今回は、自身が鑑定される側となり、

「私が鑑定人だったら、これでどう鑑定すればよいのか途方に暮れてしまいそうです」

 との考えを述べた。

 鑑定留置は8月28日からで、期間は2024年2月28日まで。

(AERA dot.編集部・今西憲之)

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今西憲之

大阪府生まれのジャーナリスト。大阪を拠点に週刊誌や月刊誌の取材を手がける。「週刊朝日」記者歴は30年以上。政治、社会などを中心にジャンルを問わず広くニュースを発信する。

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