丁重に受け取った雅子さま
栃木県の那須御用邸に滞在するため、JR那須塩原駅に到着した天皇ご一家。県知事らから出迎えを受けた後、駅に集まった人々の近くに歩み寄り、「夏休みですか」「勉強は?」などと声をかけた。
そのなかに、自身で撮影した写真で作ったカレンダーを、雅子さまに手渡す人がいた。雅子さまは丁寧に受け取るとページをめくり、天皇陛下もカレンダーをのぞき込むしぐさをみせて、相手への感謝を示した。雅子さまは車に乗って出発するまで、しっかりと手に持っていた。
皇室と人々とのあたたかな交流が伝わる場面である。
しかし、翌日の上皇ご夫妻がご静養へ出発されるときには、警察官がピリピリした空気を醸し出し、「プレゼントはできません」と何度も呼びかけていた。さらに、
「あの場面の映像がテレビやYouTubeでも流れてしまっていますので、大変です……」
そう苦笑いしていたという。
どういうことなのか。