安田大サーカスのクロちゃんが、気になるトピックについて"真実"のみを語る連載「死ぬ前に話しておきたい恋の話」。今回のテーマは「スキンヘッド」。もうすっかりクロちゃんのトレードマークにもなっているスキンヘッドだが、そもそも、はじめるきっかけは何だったのか。スキンヘッドへのこだわり、髪に対して無頓着だった子ども時代、最近増えてきたスキンヘッド芸人について語った。
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ボクがスキンヘッドという髪形にしてから、もう今年で26年になる。毎朝、お風呂に入り、頭をT字カミソリでそりあげるのは、ボクの長年の日課だ。日焼けすると、頭の皮がむけてきて、少し不格好にもなるから、頭に日焼け止めを塗ることは忘れない。なんなら顔よりも念入りに塗るのが、ボクのこだわり。
タレントって、テレビに出る仕事だから、顔は大事にしなきゃいけないってよくいわれるけど、ボクは、顔よりも頭のほうを大事にしている。どうやら、ボクって、顔よりもスキンヘッドっていう印象のほうがすごく強いみたいなんだよね。たまに、ロケなどで帽子をかぶっていると、ディレクターから「すいません。クロちゃんっていうのが分かりにくいので、帽子を脱いでもらえますか?」と指摘されることもけっこう多いし。
だから、けがなどにも、かなり気をつけている。頭に妙な傷があったりすると、やっぱり、みんな気になっちゃうだろうからね。髪の毛がないから、頭をぶつけた時の衝撃は、なかなかすごい。聞いた話だと、やっぱり髪の毛って頭の衝撃をかなり和らげてくれるみたい。ツッコミも、「パシっ!!」って、すごく良い音がするんだけど、正直、人によっては、めっちゃ痛い時もある。名前をあげるなら、とくに団長とか(笑)。今から、スキンヘッドにしようと考えている人は、けがなどには十分注意したほうがいいよ。
ちなみに、ボクが、生まれて初めてスキンヘッドにしたのは短大生の時。きっかけは、先輩の卒業式だった。当時のボクは、スーツを持っておらず(たぶんなくした)、卒業式にどんな格好で出席すればいいのか、悩んでいた。それに加え、髪の毛だって伸びてボッサボサ。まるでパイナップルのような髪形になっていて、とてもじゃないけど、卒業式のような厳粛な場にいけるような見た目じゃなかった。