長嶋一茂氏や野村克則氏など、偉大な父を持ち、プロ入りした2世選手は過去にもいる。勝児がここに続けるか注目が集まる。
「一茂氏、克則氏は共にプロでは目立った活躍ができなかったが、アマチュアでは名が知れた存在でした。当然ですが実力がなければ、ドラフトで指名がかからない。勝児がプロの世界を目指すなら本当の勝負はこれからです。公式戦に出場できない高校3年生を含めた大学卒業までの5年間で、一気に力を伸ばせるか。険しい道だけど、彼には観客の目を惹きつけるスター性がある。今後の活躍が楽しみですね」(スポーツ紙遊軍記者)
勝児のプレーには野球が好きな思いが伝わってくる。父親の存在を励みに、刺激にして、今後も挑戦は続く。(今川秀悟)