▽スポーツの試合にのぞむくらいの感覚を持つこと。
睡眠不足や疲れがたまっている状態で参加してはいけない。「自律神経が整っていて、体温調整を自力でできることが条件です」(谷口医師)
▽天気予報を確認し、最も暑いのは何時ごろかを調べ、せめてその時間は避けてイベントをやること。
▽帽子をかぶり、首をさらさない。黒っぽい服は避ける。
短パンにサンダルは一見して涼しそうだが、肌の露出が多いほど遠赤外線を吸収して体温が上がるためNG。日陰を作ることも重要だ。
▽アルコールの吸収を穏やかにするため、飲む前につまみなどをたっぷり食べ、食材から水分をとる。
夏野菜などが望ましいが、普通の食事でも、つまみがなければ水やジュースでもいい。路上飲みは、酒ばかりを飲むため、より危険性が高いことを知っておくこと。
▽いざという時に病院に行くための交通手段を調べておく。
あわてて救急車を呼ぶのではなく、あらかじめ対応を考えておくこと。
▽熱中症や、その対策の勘違いを正す。
「日焼け止めには一切、予防効果はなく、額を冷やすことも同様です。冷やすなら首やわきの下にしてください」(谷口医師)
また、イベントが終わってホッとするのは早計だ。帰宅途中や帰宅してから、熱中症が時間差でやってくるケースはとても多い。
「楽しいと症状に気づかなかったり、お酒が回ったからだろうと勝手に決めてしまったりする人がいます。特に体力がある人は症状が出るのが遅いことがあり、たくさんお酒を飲んだ人は、一人で帰らせないことが重要です」
まだまだ猛暑は続く。夏をどう楽しむかは自由だが、炎天下のお酒がいかに怖いかは、しっかり肝に銘じたい。
(AERA dot.編集部・國府田英之)