テンションが低いときのpecoさん(本人インスタグラムより)
テンションが低いときのpecoさん(本人インスタグラムより)

 2023年夏も半分ほどが過ぎた。AERA dot.では、猛暑の中でも読みたい「上半期で読まれた記事ベスト10」を紹介する。8位は「peco自身への同情論に心境を吐露「ryuchellにお願いされて一緒にいるわけではない」」(2月12日配信)だった。(※肩書年齢等は配信時のまま)

【幸せそうな表情で見つめ合うryuchellさんとpecoさん】

*  *  *

 昨年8月に新しい家族の形になることを公表してから、優しいお言葉をたくさんいただいています。私に同情してくれる声だったり、ryuchellと私を気遣ってくれる声があったりして、感謝しています。

 正直、逆の立場だったら、こんな優しい言葉をかけられるかなと思ったりします。

 普通の生活の中であれば、よその人の家族のことなんだから周りから何かいう権利はない、といえると思います。ただ、メディアに出ている人はプライベートについてもご意見をもらうことがあるものだと思っています。

 だから、それでも優しい言葉をもらえることに、本当に感謝しています。

 私に同情してくれたり、応援してくれたり、嬉しいことはたくさんあるんですが、私に優しいお言葉をいただくと同時に、ryuchellを批判している声を聞くと、私は悲しい気持ちになります。

 確かに受け止めるべき厳しい声はありますが、全部が全部そうだとは思っていません。家族の人がそういわれるのは、嬉しくありません。

「ryuchellがpecoを縛り付けている」「pecoはまだ若いし、次がある。ryuchellは放してあげて」といったお言葉をいただくことがありますが、これは本当に苦しい言葉です。

 私はryuchellにお願いされて、一緒にいるわけではありません。縛り付けられて、「新しい家族の形」になったわけではありません。

 ryuchellから男性が好きという告白を受けて、私がそれを受け入れて、いまの家族の形を二人で決めました。

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ryuchell & peco

ryuchell & peco

ryuchell タレント・株式会社比嘉企画代表取締役。1995年生まれ、沖縄県出身。個性的なファッションと強烈なキャラクターで注目を集め、パートナーのpecoと多数のバラエティ番組に出演。pecoと入籍し、一児の父となった現在は育児やSDGs・報道番組への出演など活動の幅を広げ、2020年よりNHK「高校講座・家庭総合」のMCを務める。自身SNSでの”自己肯定感”に関する発信がたびたび話題となり、2021年に初の著書となる「こんな世の中で生きていくしかないなら」を出版。現在は女性誌等で5本の連載を持つ。 peco モデル・タレント。1995年6月30日生まれ、大阪府出身。原宿系ファッションのカリスマ読者モデルとして10代を中心に人気を集める。パートナーのryuchellとバラエティ番組やTVCMに多数出演。一児の母となった現在は育児や生活の様子を投稿したSNSが人気。

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