また、同じく元人気アイドルでいえば、元「モーニング娘。」で歌手の後藤真希も19年に元交際相手の一般人男性との“アパ不倫”が報じられたものの、意外とダメージは少なく、今も変わらぬ活躍をみせている。その理由について、民放テレビ局の情報番組スタッフはこう分析する。
「当時の報道によると、後藤さんの場合は不倫相手はオンラインゲームで知り合った一般人の元カレで、逢瀬の場所も地元に近い大型ショッピングモールやアパホテル、ラブホテルといったものでした。不貞行為自体よりも、元トップアイドルがゲームで知り合った一般人と交際していたことや庶民派デートの中身、地元をこよなく愛する“マイルドヤンキー感”の方に注目が集まったことで、結果的にそこまで批判を浴びなかった印象はあります」
このあたりは、ミシュラン・シェフと都内の高級和食屋や高級ホテルで密会していた広末とは趣が違うといったところか。
「広末さんの今後でいえば、好感度が需要のバロメーターになるCMやスポンサーの意向が強いテレビドラマでは当面の起用は厳しいでしょう。そうなると、やはり映画や配信作品がメインになってくるのではないでしょうか。もっとも、10年以上に及ぶ泥沼の不倫交際の後に今の夫である糸井重里さんと結婚して話題となった樋口可南子さんが、『ソフトバンク』の白戸家シリーズのCMにお母さん役で出演したりもしていますし、すべては時が解決するという可能性もあります」(前出のスタッフ)
離婚報告をもって一件落着を望む広末だが、騒動の余波はしばらく続きそうだ。
(立花茂)