いまも子ども時代の苦しみから逃れられないのであれば、相手が親であっても「関係を断つ」のが賢明です。方法は二つあります。一つ目は「距離を置く」こと。徐々に親との連絡回数を減らして、自然に離れていきます。
二つ目は、「はっきりと宣言して関係を絶つ」方法。例えば、親が多額の借金を抱えお金を無心してきたり、アルコールやギャンブルに依存していたりと、現在進行形で苦しめられている場合には、この方法をとるべきかもしれません。
そして「心の離別式」を行ってください。子ども時代の忌まわしい記憶と毒親にはっきり区切りをつけるのです。あなたの人生はあなたが幸せになるためにあります。
(構成 生活・文化編集部 端 香里)