放送作家でコラムニストの山田美保子さんが楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、『MWAH NEEDLE LIPS(ムーア ニードル リップ)』を取り上げる。
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一時は「顔パンツ」とまで呼ばれたマスクを外す人がやっと増えてきた。
とはいえ、タレントは元々出演時以外はマスクを着用することが多かった職種。顔バレしないためと喉を守るためが理由だったが、加えてコロナ禍は感染しないよう、それまで以上にマスクを着用する時間が多かったようだ。
それでおろそかになっていたのは一般の方同様、口元や唇のケアである。
プロに言わせると「カサカサなのは言語道断。唇に深い縦ジワが入っているのにそのままにしていると、どんどん老け顔になっていく」とのこと。出演前、どれだけリップクリームを塗っても、口紅が上手にのらなくなり、グロスで誤魔化(ごまか)そうとしても、良い映りにはならないそうだ。当然、コロナ禍前には度々聞いていた、唇の正しい姿、“ぷっくり唇”には程遠い状態だというワケ。
ノーマスク後、最初に取り掛かるのは唇のケアで間違いなさそうである。
そんな中、初の美容本、『キレイはこれでつくれます』がベストセラーになっているMEGUMIさんの強い味方であり続けるヘアメイクアップアーティスト、「おぐねぇー」こと小椋ケンイチさんイチオシの“塗るリップ美容針”の情報が芸能界の「美容番長」界隈を賑わせている。『MWAH NEEDLE LIPS』だ。