「宮野さんのすごさは、声優だけでなく、俳優や歌手、タレントとしても、携わるそれぞれの分野でしっかりと結果を出しているところ。俳優としては、182センチメートルという長身とスラリとした長い手足が非常に舞台映えし、豊かな表情で楽しませてくれます。ドラマにも進出していますが、『半沢直樹』では金融庁の黒崎(片岡愛之助)の部下として登場。急所をわしづかみされるシーンもあり、SNSのトレンドをにぎわすほど注目されました。朝ドラ『らんまん』では、自由民権運動家として登場し、数話の出演にもかかわらず、存在感を見せつけました」(同)
■つるつるの美脚が女性に人気
お茶の間への浸透度も目覚ましく、1月からはバラエティー番組「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系)の人気コーナー「ゴチになります!」のレギュラーに抜擢。声優界から初のレギュラーとして注目され、彼のひょうきんさや頭の回転の速さなど、さまざまな魅力を見せつけている。
「ドラマやバラエティーでの活躍で、これまで宮野さんを知らなかった層にも認知されるようになりました。特に30代以上の女性には『かわいいキャラ』としてばっちり刺さっているようです。彼の姿を見てファンになる30~60代の女性が増えているようですが、このF2、F3層は視聴率的にもボリュームゾーンなので、テレビ的には今後も重宝されることは間違いない。また、長身イケメン&イケボだけでなく、求められたことをすぐに返せる瞬発力や、惜しみなく変顔を披露するフランクさも持っており、かなりの芸達者です。今や『ヒットあるところに宮野あり』という状態で、業界内での評価もかなり高いですね」(民放バラエティー番組制作スタッフ)
女性週刊誌の芸能担当記者も、宮野の女性人気についてこう語る。
「声優時代からの女性ファンも数多く、10年以上ファンを続けている人もザラにいます。またルックスやイケボと並んで、中高年の女性たちには長くてつるつるの美脚が特に人気のようですね。結婚してお子さんもいるのですが、声優らしくプライベートはほとんど明かさず、それもエンターテイナーとしてのイメージを守っているのでしょう。最近では女性ファッション誌にもモデルとして登場するなど、勢いを感じます」