海外セレブやモデルなどが愛用していることから、じわじわと人気が広がっているココナッツオイル。あのミランダ・カーも「これなしで一日を過ごすことはできない」と語るほど愛用しているとか。
日本では、まだなじみのないココナッツオイルですが、美肌づくりからダイエット、さらには免疫力アップ、認知症緩和にまで効果ありと、とてつもない力を秘めたオイルなのです。この素晴らしいココナッツオイルの魅力を徹底検証します!
女性は注目! ココナッツオイルの秘めたるパワー
食用油というと、コレステロール値が高いというイメージを抱いていませんか。
ところが、ここ数年の健康ブームで油(オイル)にも、体にいいモノと悪いモノがあることが、広く知られるようになりました。
なかでもいいオイルの筆頭に上げたいのが、今回紹介するココナッツオイルです。
実際に、ココナッツオイルを日常生活に取り入れた女性からは「おなかまわりがスッキリした」「肌の調子がよくなった」「風邪を引きにくくなった」との声も!
実はココナッツオイルには、さまざまなパワーがあるのです。
〈ココナッツオイルの効能〉
・ 抗菌・抗炎症作用
・ 脂肪燃焼作用
・ 便秘解消効果
・ 抗酸化作用(アンチエイジング効果)
・ アルツハイマー病の症状緩和
・ 免疫力アップ など
まさに“驚きのパワー”ですが、ココナッツオイルは分子が細かいため肌なじみがよく、メイク落としから保湿オイル、ダメージケアまでさまざまな用途に使用できる点もうれしい限り。食用だけでなく、ヘアオイルやスキンケアオイルとしても使用できるので、肌がツヤッと潤うオーガニックコスメとしても使い勝手は◎。さらに、少量のココナッツオイルを水に含ませてうがいをすれば、風邪予防などの効果も期待できます。
シミ、シワの原因となる活性酸素を除去
魔法のようなココナッツオイルの効能は、自然界のなかでもココナッツオイルに最も多く含まれる「中鎖脂肪酸」が関係しています。
中鎖脂肪酸の大きな特徴は、体内に入ると速やかに分解・吸収されてエネルギーに変わるため、体内に脂肪として蓄積されないこと。おまけに体内に蓄積されてしまった脂肪もまとめて燃焼してくれるうれしい作用も。
また、肝臓に運ばれた中鎖脂肪酸は、ケトン体という物質に分解されます。
このケトン体が非常に優秀で、体内に溜まった活性酸素——細胞をサビつかせ老化の原因となる物質——を除去してくれるのですね。
活性酸素は、シミ・シワの原因となるだけでなく、がん、糖尿病、認知症を引き起こすやっかいなモノ。つまりココナッツオイルは、アンチエイジングにも健康にも、多角的にアプローチしてくれるのです。
まずは飲み物からトライ。炒め物や揚げ物にも◎
上級者になるとオイルをそのまま食べるようですが、まずはコーヒーや紅茶、緑茶に好みの量を混ぜ、フレーバーティーのような甘い香りを楽しむ方法がトライしやすいでしょう。
おすすめは、卵料理、カレーのトッピング、バター代わりにパンやさつまいもにつけてもOK。マイルドな甘さが美味しさを引き立ててくれます。
ココナッツオイルは酸化しない特徴があるので、炒め物や揚げ物にも最適です。ココナッツ独特の香りが弱いオイルもあるので、料理に合わせて使い分けるといいかもしれません。また、25度以下になると自然に固まる性質があるので、グラノーラなどにかけてオイルコーティングしたり、いろいろな食材と合わせて楽しんでみては。
ココナッツオイルの魅力は無限大。
使い続けることで、さまざまな効果を実感することができるでしょう。体のトータルケアは、心の健康にもつながるはず。ぜひ、毎日の暮らしに、ココナッツオイルを取り入れてみてくださいね。