「兄が反抗期。対応、どうすればいい?」という悩みを寄せてくれた小学6年生。数多くの子ども向けライブを開催し、昨年9月に子どものお悩み相談本『小島よしおのボクといっしょに考えよう』(朝日新聞出版)も出版した小島よしおさんが、さまざまな悩みや疑問に答えるAERA with Kids+の本連載。小島さんも中学生のとき、激しい反抗期があったそう。脳のしくみに着目し、提案したのは「見守る」という方法。具体的にはどういう方法なのでしょうか?
【写真】高校生から野球漬けに! 小島よしおさんの子ども時代はこちら【よしおの答え】
こにゃこピーヤ、お兄ちゃんのことを心配していてえらいね! 反抗期って、みんなに訪れる可能性があるもの。よしおも反抗期を通ってきた大人の一人だよ。中学生のとき、お母さんに対して常に「うっせえ、ばばあ!」って言っていた。「勉強しなさい」とか「片付けなさい」とか、言われることすべてに、脊髄(せきずい)反射のように「うっせえ、ばばあ!」って返していたなあ。お父さんは家にいる時間が少なかったから、反抗するタイミングが少なかったんだけど……。
周りの人にも聞いてみたけど、男女問わず「反抗期があった」って話してくれた人がほとんどだったよ。ちなみによしおが調査した限りでは、女の子はお父さんに対して反抗する子が多い印象だった。反抗期というか、一緒にテレビを見るのも嫌だとか。
もちろん、「反抗期がなかった」って人もいたけど、ひとり親家庭で育って単純に親と一緒に過ごす時間が少なかったという人や、上のきょうだいの反抗期を見て、「こうなりたくないなあ」と思って反抗期がなかった、って人も。
それから、ちょっと特殊な例だと思うんだけど、お母さんが「キタキタ、反抗期~!」といじってきて、それが嫌で反抗するのをやめたって人も。まあこれは、あえて反抗しないという反抗とも捉えられるけど(笑)。いろんな人の話を聞いたり、勉強したりしたから、お兄ちゃんの反抗期をどうすべきか、よしおと一緒に考えていこう!
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