岡田准一主演で映画化され話題となった、冲方丁の時代小説『天地明察』。この書き下ろしサブストーリーがウェブと雑誌で掲載される。
これはたばこ事業などを手掛けるJTと雑誌「ダ・ヴィンチ」とのコラボレーション企画で、JTの喫煙者向けサイト「ちょっと一服ひろば」内の「とある広場で、あの人と」というコーナーの話。
同コーナーは毎月1人の著名作家が、代表作のサブストーリーを毎週連載していくというもの。初回の10月4日更新では、冲方丁による『天地明察』のサブストーリー『雁首仲間』の、第1話と第2話が掲載される予定。1話では、主人公である渋川春海(安井算哲)が、同年代の算術の天才・関孝和へ抱く思いなどが描かれている。たばこ事業を手掛けるJTとのコラボということもあり、当時のたばこ「煙管」をたしなむ人々の姿も細やかに描写されているのが特徴的だ。
第3話以降は毎週火曜に1話ずつ更新する。タイトルは『雁首仲間』で全5話の予定。また、雑誌「ダ・ヴィンチ」では第1話のみ誌面に掲載する。
毎月、ウェブ上で様々な作家によるサブストーリーが楽しめるため、読書好きにはたまらない企画となりそうだ。
【関連リンク】
ちょっと一服ひろば
http://1puku.jp/