映画「オットーという男」が10日から全国公開される。原作はスウェーデンの作家フレドリック・バックマンのベストセラー小説。2015年にスウェーデンで映画化され、アカデミー賞外国語映画賞などにノミネートされた「幸せなひとりぼっち」のハリウッド映画化。
【LiLiCoさんも「驚くほど泣いた」この記事の場面カットの続きはこちら】
オットー・アンダーソン(トム・ハンクス)。町内イチの嫌われ者で、曲がったことが大っ嫌い。ルールを守らない人には説教三昧。なんとも面倒で近寄りがたい。そんな彼が人知れず抱えていた孤独。最愛の妻に先立たれたオットーは、自らの人生にピリオドを打とうとする。
しかし、向かいの家に引っ越してきた家族にタイミング悪く邪魔され、死にたくても死ねない。陽気で人懐っこく、超お節介なメキシコ出身の奥さんマリソル(マリアナ・トレビーニョ)は、オットーとはまるで真逆な性格。娘たちの子守や苦手な運転をオットーに平気で頼んできたりする。この一家の出現により“自ら人生を諦めようとしていた男”の人生は一変していく──。
本作に対する映画評論家らの意見は?(★4つで満点)