飯豊まりえ
飯豊まりえ
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 ここ最近、女優の飯豊まりえ(24)が八面六臂(ろっぴ)の活躍をみせている。女優デビュー10年目を迎える今年、6月20日に最終回を迎えたドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」(フジテレビ系)では、“パパ活”にいそしむアパレル店員・アリサ役を、また絶賛放送中の連続テレビ小説「ちむどんどん」(NHK)ではヒロインの幼なじみ(宮沢氷魚)の恋人である新聞記者役をそれぞれ好演した。7月からはドラマ「オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~」(日本テレビ系)での主演も決まるなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだ。

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 肉食系から清楚系まで振り幅の広い役柄を演じ分けられる飯豊の演技力には、SNSで「女優としてますます幅が出て仕事が増えそう」「まりえってぃの演技力すごすぎる」と絶賛の声が多く上がっている。

「飯豊さんは『ニコ☆プチ』という小学生向けファッション誌のオーディションでグランプリに輝き、モデルとして芸能活動をスタートさせました。その後、年齢を重ねるにつれ、『nicola』『Seventeen』『Oggi』と、その世代にあったファッション誌のモデルを務めてきたため、とくに同世代の女性からは親近感を持たれているはずです。ほんわかとした雰囲気で、透明感があって、自然体。お高く止まったところが一切ないので、彼女は女性人気が抜群に高いのです」(女性ファッション誌のライター)

 一方、女性週刊誌の記者はこう述べる。

「飯豊さんは目鼻立ちのくっきりした女優顔ではなく、どちらかというと“薄い顔”の女優で、本人もそのことをコンプレックスだと告白したこともあります。これまでは脇役やバイプレーヤーとしての印象が強かったかもしれませんが、近年、インパクトのある演技が業界でも評判になっています。主演作も今後、増えていくでしょう」

 バラエティー番組で見せる人懐っこい笑顔も彼女のチャームポイントのひとつであろう。「ニコ☆プチ」の公開オーディションで審査員を務めた当時の編集長は、密着ドキュメンタリー番組で飯豊を選んだ理由に「愛嬌」を挙げ、「前に前にいく感じではないじゃないですか。でも周りのスタッフに愛されてるのがすごくわかる」と絶賛(Paravi「Real Folder Season2」)。

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共演者の評価は「現場たらし」