一方、現在「ちむどんどん」で共演し、8年前にも「獣電戦隊キョウリュウジャー」(テレビ朝日系)で共演した竜星涼も、「ある意味、現場たらしっていいますか、人を魅了する力がすごくあるのでみんなが好きになっちゃう」「素直さというかポテンシャルみたいなものは変わっていなかった」と、彼女の魅力を明かしていた(NHK「あさイチ」・6月10日放送)。

「飯豊さんは芸人さんたちからの評価も高い。『にじいろジーン』で一緒にMCを務めていた山口智允さんは『存在感がある』『いい娘さん』と魅力と人柄をほめていたことがあります。また、おぎやはぎ・矢作兼さんはバラエティー番組で『ちゃんとしゃべれる』『アドリブ力もある』とトーク力を絶賛していました。頭の回転も速いので、今後は女優業のほか、MCの仕事も増えていくかもしれません」(同)

 さまざまな分野で活躍しそうな飯豊だが、ドラマウオッチャーの中村裕一氏は、飯豊の魅力についてこう分析する。

「飯豊さんの魅力ははかなさそうに見えて芯の強さを秘めた表情でしょう。個人的には『サイン―法医学者 柚木貴志の事件―』で演じた新人解剖医役がハマリ役でした。大森南朋演じるクセのある主人公に必死に食らいついていく凛とした演技が印象に残っています。バイプレーヤーのイメージが強いかもしれませんが、昨年放送された『ひねくれ女のボッチ飯』では人づきあいが苦手で、ボッチ飯に目覚めていくという主人公を演じ、メインキャストとしても存在感をしっかり示しました。その意味では、今回の『オクトー』でどのような演技を見せてくれるのか、非常に楽しみです。これから先、着実に力を蓄えながら前に進み、より一層ステップアップしていく彼女の姿をぜひ見たいですね」

 新ドラマ主演で存在感をみせつけて、人気女優への仲間入りとなるか。(高梨歩)

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