その後は1勝クラスで7着が最高の3連敗と低迷してしまってはいるが、ダートであれほどの追い込みはブロードアピール(2002年のG3ガーネットS勝ちなど)を彷彿とさせた。JRAの公式Youtubeでもレースの動画(映像のタイトルは「【スゴい!新馬戦】ファン騒然「追込の新馬戦」」)を公開しているので、興味のある方はぜひ見てほしい。結果が分かっていても必見だ。

 いずれにせよ、伝説の新馬戦というのはなかなか見られるものではない。だからこそ将来に「あのレースは生で観戦していたなあ」と若い競馬ファンに自慢してウザがられるところまでがテンプレになるのだろう。名勝負必至のG1だけでなく、伝説の始まりにもなり得る新馬戦にもぜひ注目してほしい。(文・杉山貴宏)

暮らしとモノ班 for promotion
【フジロック独占中継も話題】Amazonプライム会員向け動画配信サービス「Prime Video」はどれくらい配信作品が充実している?最新ランキングでチェックしてみよう