μ's『ラブライブ!』が上位3位を独占 『時かけ』再放送効果?奥華子2曲もチャートイン
μ's『ラブライブ!』が上位3位を独占 『時かけ』再放送効果?奥華子2曲もチャートイン

 6月13日より公開されている映画『ラブライブ!The School Idol Movie』。その挿入歌を3週連続でリリースしたμ'sが、今週遂に3作目のアニメチャート週間1位を獲得。3週連続の1位を獲得するとともに、μ's楽曲が上位3位を独占するという快挙を成し遂げた。

 今週1位となったのは7月15日発売の「僕たちはひとつの光」。これまでの2作と同様、CD/デジタルのセールス・ポイントの高さに加えて、ルックアップ、Twitterでもポイントを積み上げた。さらに、7月1日発売の「Angelic Angel」と、7月8日発売の「SUNNY DAY SONG」もセールス、ルックアップ、Twitterのポイントを積み上げ、それぞれ3位と2位に。また、「僕たちはひとつの光」のB面曲である「Future style」も今週5位にランクインし、20位以内に映画の関連4曲が同時にチャートインする結果となっている。もちろん、ひとつのアニメ映画作品からこのような連続ヒットが生まれるのは極めて異例で、音楽をテーマにした作品ならではという側面もありつつ、1つの金字塔と言える結果となった。

 4位は、UNISON SQUARE GARDEN「シュガーソングとビターステップ」。同曲はこれで遂にアニメチャート10週目のランクイン。チャート中3位のデジタル・セールスをはじめ、いまだエアプレイやCDセールスも強く、ファンの裾の尾の広さを改めて感じさせる結果に。また、6位から8位には、立花響(悠木碧)「限界突破 G-beat」、安田レイ「Tweedia」、スフィア「vivid brilliant door!」と、7月15日発売の作品が続いた。

 今週もう一つ注目したいのが2006年にリリースされた奥華子「ガーネット」「変わらないもの」の2曲のチャートイン。2曲はいずれも映画『時をかける少女』の関連曲で、デジタル・セールスとYoutubeの2指標でポイントを積み上げてのチャートインとなった。これは同映画の監督である細田守の最新作『バケモノの子』の公開や、先週17日のTV放送の反響が大きな要因。前述の17日の放送時には、その主題歌が放送の都合上カットされたことも話題となったが、映画公開からおよそ10年を経て、国民に根強く支持される作品となっていることが、今週のチャートからも改めて分かる。