ぺこ ダダのお仕事がテレビの仕事というのはわかっているので、もしかしたらこれからお友達とかに「お家のパパとママはどういう感じなの?」とか、「どうなっているの?」とか、いろんなことを言われるかもしれないけど、そのときは言いたくなければ何も言わなくてもいいし、「わからない」でもいいし、「全然ママたちは大丈夫だよ」でもいいしと。
りゅう 正直、この話はいま話したから終わりではなく、ずっと話さないといけないと考えています。4歳なので、まだ世の中をわかっていないところが多いです。「ハッピー」という心が4歳のときにあることはすごく嬉しいことだけど、どんどん考えや環境は変わっていくだろうし。その都度その都度、息子と向き合って話あっていけないと思っています。
ぺこ すごい難しい話だったと思うんですけど、ちゃんと最後まで聞いてくれて、「難しかったー」とは言っていましたけど、しっかりと受け止めてくれたのは、すごく感じた。ちゃんと伝えて良かったと思った。
その日の夜に息子が、私と二人のときに、何の前触れもなく、「僕はママのことを大切にしているよ」と言ってくれて。息子にはりゅうちぇるとの話がまとまるまで気づかれないようにと日々過ごしてきたけど、どこかで気づいていたのだろうなと思う。「これからも3人は変わらないよ」ということをちゃんとわかってくれたんだなと感じました。
(構成/AERA dot.編集部・吉崎洋夫)