厚生労働省のデータ(2月23日発表)によりますと、インフルエンザの定点あたりの報告数は減りつつあり、ピークは過ぎた模様ですが、まだ例年のピーク頃に匹敵しており、油断は禁物です。

グラフ1(新型インフルエンザの流行した2009年〜2010年除く)
グラフ1(新型インフルエンザの流行した2009年〜2010年除く)
グラフ2
グラフ2

インフルエンザ油断せず

グラフ1をご覧ください。インフルエンザの冬季(11月〜3月)の定点あたりの報告数の合計は、2002年/2003年の冬以降では今年(2月18日まで)はすでに最多となっています。(新型インフルエンザなどが流行した2009年/2010年は除く。)
グラフ2のように、今年も1月中旬から2月上旬をピークにその後は減りつつあり、ピークは越えた模様です。ただ、同じ時期の平均より多く、例年のピーク頃の値に匹敵しています。
この先、西日本だけではなく、関東なども春らしい陽気の日が増えてくる予想ですが、まだ油断せずに、手洗いやうがいを心がけると良いでしょう。