永作が美貌を保っている秘訣について、女性週刊誌の芸能担当記者はこう話す。

「見た目はとても華奢ですが、永作さんは大食いで有名なんです。『食べたいものをいっぱい食べること』が美肌を保つ秘訣で、ご飯は毎回3杯ぐらい食べると話していたこともあります。映画で共演した佐々木蔵之介さんに、ハンバーガーを5~6個も食べていたと暴露されたことも。実は彼女は調理師免許を持っており、料理上手でもあります。以前、インタビューでパセリにハマっていると明かし、細かく刻んだ大量のパセリが入ったサラダの作り方を披露していました。また、豆乳にもハマった時期があり、蜂蜜とお酢を入れて飲んでいたとか。あんな美肌になれるならと、真似をする女性もいるようです」

■童顔はコンプレックスだった!?

 すでに芸能界デビュー30年以上のベテランではあるが、永作はこれまで並々ならぬ努力をしながらキャリアを切り開いてきた。

「1989年にアイドルグループ『ribbon』のメンバーとしてデビューし、90年代からドラマに出始めた永作さんですが、この20~30年間、ずっと『年齢不詳』『童顔で年相応に見えない』と言われてきました。彼女が30代の頃は20代に見え、40代になっても30代にしか見えないといった感じです。しかし、今回のドラマを見るとさすがに50代を超え、年相応のシワなどが画面越しに見受けられるようになってきました。無理なアンチエイジングをして隠すより、等身大の姿を見せようとしているのかもしれません。本人は童顔にコンプレックスを抱いていた時期もあると聞いています。年を重ねると役作りなどで不利になる部分もあったかと思いますが、それをカバーするために演技力を磨いたのでしょう」(前出の女性週刊誌の記者)

 そうした意味で、今は実年齢に追いついた永作の演技を楽しむ時期に入ったのかもない。芸能評論家の三杉武氏は言う。

「ribbonで活躍した当時は、他にCoCoやQlair(クレア)など個性豊かな少人数グループアイドルが全盛でしたが、永作さんは当時から愛らしい童顔フェイスと弾けるような笑顔で人気を集めていました。アイドル時代から劇団☆新感線の舞台などで演技力を磨き、今では人気女優となりましたが、実力を見せつけたのは『八日目の蝉』での圧巻の演技でしょう。ベストセラー小説の映像化で原作に対する思い入れが強いファンも多い中、難しい役を見事に演じ切りました。原作ファンを納得させるだけでなく、初見の観客の心も揺さぶる名演でした。今回の朝ドラでは主演の福原遙さんをはじめ、山下美月さんや長濱ねるさんなど現役&元アイドルが多数出演していますが、アイドル時代の彼女を知るファンからすれば、母親役には感慨深いものもあるのではないでしょうか」

 元アイドルが目指す女優像としても、永作は理想の姿かもしれない。(高梨歩)

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