「芸能界最強占い師」として知られ、25年間で6万人以上を無償で占い続け、新刊『ゲッターズ飯田の五星三心(ごせいさんしん)占い2023』も話題のゲッターズ飯田さん。日々、たくさんの人が相談に訪れるが、なかでも特に多い内容が人間関係についての悩みだという。そこで今回は、どんな人が自分にとって相性がよい人なのか、著書『ゲッターズ飯田の運命の人の増やし方』から一部編集して解説する。
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これまで僕は、6万人以上を占い、相性についても相当な数を占ってきました。そのデータが教えてくれた「相性のよさ」には、大きく3つの種類があります。
■A.感覚の合う人(価値観の合う人)
Aの「感覚の合う人」とは、価値観が似ている人です。金銭感覚、趣味趣向など、感覚や価値観を知る手がかりはいくつかありますが、恋愛においては、「食、笑い、セックス」の3つが合う人とは相性がいいと、僕はよく言っています。
たとえば、「食べ物の好みが合わないと、結婚生活がつらくなる」とか、「同じところで笑えないと、気持ちが共有できなくてさびしい」などは、恋愛や結婚ではよく聞く「あるある話」で、多くの人が共感しやすいところでしょう。
「食、笑い、セックス」には、その人の本能的欲望がストレートに出やすく、理屈ではない部分で反応してしまうので、この3つが合う人と一緒にいられれば自然な形で本能的欲望が満たされ、ストレスなく快楽を得ることができます。
■B.凸凹の関係(足りないところを補い合える人)
Bの「凸凹の関係」とは、足りないところを補い合える相性を指します。わかりやすいのは、お笑いのボケとツッコミのイメージです。ボケの人は、ツッコミの人がいなければおもしろさが伝わりませんし、ツッコミの人は、ボケの人がいるから、その鋭い切れ味のツッコミが輝きます。2人が組むことで、互いの魅力が増すのです。
会社や組織のなかでも、できないところをフォローし合える人がいると、自分の仕事がスムーズに進みます。簡単に言えば、「助け合える関係」です。