最新の1か月予報では、11月の予想がガラッと変わり、高温傾向から低温傾向になりました。来週半ばから、季節が一気に進み、度々冬の寒さが訪れそうです。大雪の恐れも。

11月のポイント

11月はこの時期としては強い寒気が入りやすくなるでしょう。全国的に気温がかなり低く、度々冬の寒さになりそうです。日本海側では、この時期としては降雪量もかなり多くなる所がある見込みです。
沖縄から東北まで低温に関する異常天候早期警戒情報、さらに本州の日本海側に大雪に関する異常天候早期警戒情報も発表され、来週11月15日頃からの一週間は特に寒さや山沿いの大雪に注意が必要です。

★11月11日~17日

11日(土)は寒冷前線に伴う雨が降ったあと、師走並みの寒気が流れ込む見込みです。晴れても、これまで程の日差しの暖かさはないでしょう。15日(水)頃からはまた一段と強い真冬並みの寒気が西回りで入り、各地で冬の寒さとなりそうです。西日本でも最高気温が13度前後の予想です。北日本だけでなく、北陸や関東北部、山陰などでも山沿いで今季初めての積雪になる可能性があります。

★11月18日~24日

低気圧や寒気の影響で日本海側は平年に比べ、曇りや雨または雪の日が多いでしょう。太平洋側も平年に比べて晴れの日が少ない見込みです。沖縄・奄美では、天気は数日の周期で変わりますが、寒気の影響で、平年に比べ曇りや雨の日が多いでしょう。平均気温は引き続き、関東から西を中心に平年より低いでしょう。
※真冬並みの強い寒気が入っている中、太平洋沿岸を低気圧が通ると(南岸低気圧)、昨年(2016年)の11月のように関東でも雪の降る可能性があります。東京では11月24日に観測史上初めての11月の積雪となりました。

★11月25日~12月8日

平均気温はほぼ全国的に平年並みでしょう。日本海側は平年と同様に曇りや雨または雪の日が多いでしょう。太平洋側は平年と同様に晴れの日が多い見込みです。沖縄・奄美では天気は数日の周期で変わり、平年と同様に曇りや雨の日が多いでしょう。