サッカーはもちろん、大相撲でも少しずつ掛け声などが戻ってきている。プロレスも声出し可能な日を設けるようになったが、会場内の熱気は以前の比ではない。NPBも声出し応援復活に向けて本気で取り組むべき時期に来ているかもしれない。スポーツビジネスが進化しても、一番大事なのは人間の気持ち。声出し応援はそれを高める要因なのを忘れてはいけない」(スポーツマーケティング会社関係者)

 決められた規則を破ってまで声を出すのはもちろん許されない。浦和が罰せられ、阪神ファンに対して批判的な声があったのも当然だ。しかし規則を定める側も本質や現状に対してしっかり目を向ける必要もある。政府主導で全国旅行支援が始まるなど、日本も次のフェーズに差し掛かっている。野球界も声出し応援を含めた今後に向けて動き出す時がやって来ているのかもしれない。

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ヒッピー、ディスコ、パンク…70年代ファションのリバイバル熱が冷めない今