きのう(21日)は東京で桜が開花し、桜前線がスタートしました。今週は続々と開花の便りが届きそうです。満開は、開花からおよそ一週間ですので、東京では来週にお花見が楽しめるでしょう。

あすの天気

あす(23日木曜日)の日本付近は西高東低の気圧配置が続き、北海道や東北、北陸の上空にはさらに一段強い寒気が流れ込んでくる見込みです。一方、南西諸島には次の低気圧が近づくでしょう。
北海道は広く雲に覆われ、東部を中心に雪が降ったり止んだりするでしょう。東部ではさらに積雪が増えそうです。東北は日本海側で雪が降り、ふぶく所がある見込みです。北海道や東北は大雪やふぶきによる交通障害にご注意下さい。北陸も雲が広がりやすく、所々で雨か雪が降るでしょう。局地的に雷を伴う所もありますので、落雷や突風に注意して下さい。東北の太平洋側や関東から九州北部にかけては、晴れ間も出ますが、雲が広がりやすいでしょう。沖縄は雨や雷雨で、局地的に激しく降る恐れがあります。
日中の最高気温は北海道と東北北部はきょうより低く、平年を下回る寒さになるでしょう。東北南部から九州、沖縄にかけては、きょうと同じくらいで、平年並みの所が多い見込みです。本州付近の強い風も収まり、過ごしやすくなりそうです。

あさって以降の週間天気

あさって(24日金曜日)は、沖縄や本州の南海上が気圧の谷になる見込みです。沖縄や九州から東海、北陸は雲に覆われるでしょう。関東や東北は初めは晴れますが、次第に雲が多くなる見込みです。北海道の雪は弱まり、太平洋側は晴れてくるでしょう。
25日(土曜日)は本州の南の海上を低気圧が進みます。沖縄や九州から関東は雲の多い天気が続くでしょう。東北は初めは晴れますが、次第に雲が広がる見込みです。関東は冷たい北風が吹くため、冬の寒さに戻りそうです。一方、北海道は広く晴れるでしょう。
26日(日曜日)沖縄や九州は日差しが戻ってきますが、中国や四国から関東は雲が広がりやすいでしょう。関東は寒さが続く見込みです。一方、北陸や東北、北海道は晴れ間が広がって、寒さが和らぐでしょう。
27日(月曜日)と28日(火曜日)は寒気の影響で、北陸から東北の日本海側は曇りや雨、または雪が降り、すっきりしませんが、他は大体晴れる見込みです。関東の寒さは和らぎ、春らしさが感じられるでしょう。
来週は、東京では桜が見ごろを迎える頃です。お花見に出かける際は、天気と気温に合わせて、風もチェックすると良いでしょう。北風が強まる日は、予想されている気温よりも寒く感じられますので、防寒は欠かせません。3つのポイントをおさえて、お花見の計画を立てて下さいね。