ツアー中のB.B.キング(89)、体調崩し残りのショーをキャンセル
ツアー中のB.B.キング(89)、体調崩し残りのショーをキャンセル

 これまでに50枚以上のアルバムをリリースし、ロックの殿堂入りをしているブルース・ギタリストの巨匠 B.B.キング(89)が、脱水症状と疲労困憊と診断されたためツアーの残り8公演をキャンセルした。

 公式ウェブ・サイトによると、キングは10月3日の夜、シカゴのハウス・オブ・ブルースでのパフォーマンス中に具合が悪くなり、医師の診断を仰いだとのことだ。

 終盤となっていた同ツアーだが、残りの公演には翌週に予定していたニューヨークにある自身のB.B.キング・ブルース・クラブ・アンド・グリルでのショーも含まれていた。

 彼の状態に関するこの他の情報は明らかになっていない。

 キングは今年初め、観客のやじと早い帰宅を誘発したセント・ルイスでの“風変わりなパフォーマンス(曲中で長くおしゃべりしたり、「ユー・アー・マイ・サンシャイン」を観客と一緒に15分間にわたり歌い続けた)”についてファンに謝罪した。彼の広報はこの件について、「アメリカの生けるブルース・レジェンドにとって不運な夜だった」と述べている。