坂本は今オフの年俸更改時に「いろいろあったシーズン。そこをどう改善していくか。シーズン中もそうだし、終わってからも考えているが、何が正解か分からない。いろいろトライしながら、新しいものも入れながらと思う」とコメントするなど、野球人生の“分かれ道”に来ているのを本人も自覚しているようにも見える。
2015年から8シーズンにわたって任されていた主将の座も来季からは岡本和真に譲ることも決まった。来シーズン、プロ入り17年目を迎える坂本はキャリアの新たなフェーズに入ったとも言えるだろう。果たして外野手へのコンバートを含めポジションで動きはあるのか。今季終了時点で通算安打は2205安打。難しくなったとはいえ、大台を目指すのであれば“決断”の時が来ているのかもしれない。