「1998年に女優デビューし、来年は25周年を迎えます。『ラストサムライ』で世界デビューも果たし大活躍した2000年代は、抜群のスタイルと透明感あふれる美肌を武器に、クールビューティな役柄が多かった。しかし、年齢を重ねるにつれ、芯が通った包容力のある母親役もすっかり板についた印象です。来年放映予定のNetflixオリジナルドラマ『サンクチュアリ―聖域―』では、やさしさと美貌で部屋の力士たちの憧れの的となる相撲部屋の女将役にもチャレンジしています。子育てもじきに一段落するでしょうし、また彼女の露出が増えてくるのではないでしょうか」(前出)
■がんばりすぎない育児に共感
二拠点生活をしながら仕事と育児の両立をこなす小雪に憧れる同世代ママも多い。「あさイチ」(NHK、10月28日放送)では、仕事と育児の両立について「バランスは全然取れていないかもしれないけど、やり続けることで見えてくる世界というのがある」「お母さん業も仕事もいつも60点くらいを目指している」と話し、同じくワーキングママであるMCの鈴木奈穂子アナも「心のノートに書きました」と共感していた。都会的でスタイリッシュな小雪だが、自然体で飾らない一面とのギャップも多くの人を引けつけているようだ。
「小雪さんは発酵食品に造詣が深く、NHKで『小雪と発酵おばあちゃん』という番組を持っているほど。同番組で取材した青森のおばあちゃんからさらに話を聞こうと、プライベートで再訪するほどハマっているそうです。また、5歳から玄米食で育っているそうで、物心つく前に『なんでうちのご飯は茶色なんだろう?』とずっと思っていたんだとか。トークショーでも『実家では小魚と豆腐がメインで、ウチはお金がないのかなと思っていた』と話し、会場を盛り上げていたこともあります。メークもスキンケアも年々シンプルになっているそうで、肌に塗り重ねるケアや、気になる部分をカバーすることよりも『巡りを良くする』ことを意識しているそうで、こうした美容術も同世代の母親たちから共感を得ています」(女性誌の美容ライター)