安田大サーカスのクロちゃんが、気になるトピックについて"真実"のみを語る連載「死ぬ前に話しておきたい恋の話」。今回のテーマは「10年ぶりの彼女」。昨年末に「水曜日のダウンタウン」内で放送された、クロちゃんの恋人探し企画「モンスターラブ」(全6話)で、みごと10年ぶりに恋人ができたクロちゃん。お相手との年齢差はなんと20歳! 誰もがバッドな結末を予想する中での、まさかの劇的なハッピーエンディング。多くの視聴者は度肝を抜かれ、SNSも騒然となった。最終回放送を終えて約3週間が経過した今、クロちゃんが、彼女との“未来”を語った。
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「水曜日のダウンタウン」の企画「モンスターラブ」が、昨年末に最終回を迎えた。あれから約3週間が経過したけど、仕事やプライベートで会う人たちから「おめでとう!」「よかったね!」と、いまだにあたたかい言葉をかけてもらえている。ほんと、ありがとうだしん!
今回の反響の大きさには、ただ、ただ、驚くばかり。もちろん、10年ぶりに、ボクに彼女ができたわけだから、ある程度の祝福の声は予想していたけど、それをはるかに超えてきた。大げさなんかじゃなくて、想像の100倍以上だった。最終回放送直後は、LINEが鳴りやまず、友人や知人から、たくさんのメッセージが届いた。とてもじゃないけど、数が多すぎて、全部目を通すのに、数日かかったよ。ボクの名前がツイッターのトレンドで世界1位にもなったし、ボク自身のフォロワー数も、どんどん増えていって、ありがたいことに、放送開始前よりも10万人近くも増えた。
「TVer」の総合ランキングでも、話題だったドラマ「silent」を抑えて、1位にもなれたし、ほんと、驚きの連続。思い返してみれば、3年前に放送された「モンスターアイドル」の時も、似たような現象があった。その時は、ちょうど同じ時期に、「今日から俺は!!」が放送されていた。「『今日から俺は!!』と『モンスターアイドル』はリアルタイムで見ておかないと、次の日、学校や職場でみんなとの会話に入れなくなる」、「だから『モンスターアイドル』は悲鳴をあげながらも、我慢しながら見ている」、当時のSNSには、そんな声があふれていた(笑)。今回の「モンスターラブ」も、そんな現象に近かったのかもしれない。もう立派な、一つのドラマ作品として、「silent」と戦っていたんだなっていうのを改めて実感した。