お友だちの作品をひと通りアプリで見た後は、お友だちの作品についてみんなの前で発表して1時間のカリキュラムは終了。
「私はスマートデバイス(タブレット端末やスマホなど)を『21世紀のはさみ』だと考えています。使い方を間違えれば危ないものですが、きちんとした使い方を覚えれば安全に、いろいろなことに使えるツールになります。子どもたちがスマートデバイスを動画やゲームなどを楽しむだけのただのおもちゃとして認識する前に、何かを創造したり、協力したり、コミュニケーションを図るための有用なツールであることを、体験を通じて学んでほしいと思っています」
と三鍋園長は語ります。
コビープリスクールよしかわみなみ園長
三鍋明人さん
2003年にコビーアンドアソシエイツに入社。主任保育士を経て、11年から園長職を務める
コビープリスクールよしかわみなみ
コビーグループが運営する37施設の保育園等のうちのひとつ。園庭には人工芝のサッカーグラウンドがあるほか、園内にはスマートデバイスを整備し、子どもたちの身近なところで活用。
(編集部・橋爪玲子)
※アエラムック「AERA with Baby スマホに子守りさせてない?」より