一の重…明太子、煮卵、チャーシュー(正式名称:ヘイフンテラス特製バーベキューポーク)、ゴマ、七味

 二の重…玉ねぎのみじん切り、きくらげ、高菜、紅ショウガ、揚げニンニクスライス、ねぎの豆板醤和え、ザーサイ

 あ、一の重、二の重というのはこちらが勝手にそう呼んでるだけです。

 合計12種類のトッピング。チャーシューはペニンシュラ内の中華レストラン・ヘイフンテラスで作り、「ザーサイは、ザ・ペニンシュラ香港発祥のXO醤で和えてあります」と加地シェフが強調。ホテル側とラーメン店側、ほどよいコラボ感があるわ~。

 厨房から部屋に運ぶまでの間に麺がのびたりくっついたりしないよう、茹でた直後に大豆多糖類(水溶性食物繊維の一種)の入った水にくぐらせている。

 確かにこの麺、茹であがって最低30分は経っているはずなのに、箸にピタピタ張り付かず、食感も問題なし。すごい、魔法の水!!

 スープは「うん、これこれ一風堂!」とうなずく安定の味だった。力の源ホールディングスのみなさんは”シルキーとんこつ”と連呼していたが、シルキーでもミルキーでもいい。旨ければ、それでいいのだ。

 確かにスープがなめらかで、シルキー(絹のような)と言いたいのはわかるんですけどね。シルキー? しゃらくさか! と言いたくなる、九州出身女なのでした。

 正式なメニュー名は「ザ・ペニンシュラ東京”マイラーメン”by一風堂」。多彩なトッピングでお好きにどうぞ、という意味がこめられている。

 いわゆる「追い飯」を頼んで明太子ごはんで締める人、麺の上に12種類の具を”全部乗せ”する人、トッピングをつまみに酒を飲み、麺とスープのみで仕上げる人など、みなさん好きに楽しんでいるらしい。

 気になるお値段は3400円。消費税とサービス料15%がオンされるので、実際は約4200円。高いか、安いか……論じるのは野暮というものだろう。

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ラーメンの後は250万円のお部屋を探検