「視えてくるのは、その土地のパワーだったり、由緒から考えられるご神体の記憶だったり、土着の商売のものだったり。2年前、長年住んでいた千葉から九州に移住したのですが、佐賀県の“宝当神社”にお参りする途中で、雨の予報がなかったのに突然の霰に見舞われたりしました。大きなエネルギーの動きを感じる不思議な体験を、今回の『金運スピ散歩』では、何度か体験しました」

■予約殺到の占い師! 氷室奈美先生に教えられたこと

 宝くじ高額当選者や常に当たってしまうくじ運の持ち主を、数多く鑑定してきた占い師も漫画の中に登場している。オーラドローイングやタロット占いで予約殺到の占い師! 氷室奈美先生だ。

「金運が上がるにはどうしたらいいのか」「金運のオーラがいい人っているんですか」と聞いてみたところ……。

「当たる人の特徴は“常に善行ができるチャンスを探している人”と教えてもらいました。善い行いをしたら、それは巡って自分の元に戻ってくる。これは南蔵院のご住職と同じだと強く思いましたね」

 運がいい人は、お金を回して止めないという。元からお金を持っている人でも、ちゃんと循環させているともいう。

 そして、善行といっても難しいことではないようだ。路上にゴミが落ちていたら拾ってゴミ箱に捨てたり、バッグの中に小さなゴミ袋を常備しておいて、ゴミ箱が見つからなかったときにはそっと入れて、自宅で捨てたりもいい。

■普通の人には視えないものが、視えてしまうこと

 千葉にずっと住んでいた伊藤さんだったが、鹿児島に移住した。本当は海外に住みたかったが、コロナ禍で断念した。そして鹿児島に知り合いは、誰もいなかったという。

「私、寒いのが嫌いなんです(笑い)。暖かいところがよかったのだけれど、仕事がら書類の受け渡しとかあるし、島国まで行ってしまうと原稿のやり取りとかに発送代がかかってしまう。実は以前、絵を売って東京に向かう旅をするテレビ番組に出演したことがあるのですが、スタート地点が鹿児島だったこともあり、自分の中で一番思い出に残っていたんです。どこに住もうかなって考えた時に最初にぽんと浮かんできたのが、鹿児島でした」

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