4日、楽天の田中将大投手の妻でタレントの里田まい(39)がインスタグラムで自身のブランドを立ち上げたことを報告。久々の表舞台への登場が話題になっている。
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里田は、「THE MINE COLLECTION」というアパレルブランドを設立し、その第1弾として「毎日使うトートバック」と「万能クラッチポーチ」をオンラインで販売するという。
ブランドを立ち上げた経緯については、結婚、出産をへてママとなり育児に奮闘する中で「自分が長く飽きずに使えるものを自分で作りたい」と思うようになったと告白。そこで、以前担当だったマネージャーに相談し、家庭第一をキープしながら自分のペースで形にできるようにと、約4年の準備期間をへて、今回のブランドを始動することになったという。
ひと昔前の“プロ野球選手妻”といえば、女性アナウンサーや芸能界出身でも、夫が現役生活を続けている間は家庭に入り家事や育児、夫のサポートなどに専念することが多かった。仕事をしても、CMや単発でのテレビ番組へのゲスト出演など、拘束時間が短くてギャラの良い仕事のオファーをたまに引き受けたりする程度で、里田のように「起業」するケースはほとんど聞かなかった。だが、時代は変わってきたようだ。
スポーツ紙の運動部デスクは語る。
「夫がプロの第一線で活躍しているような選手であれば、経済的な不安は少ないでしょうし、何よりもプロ野球選手は地方への遠征も多く、必然的に妻の家事や育児の負担は大きくなる。以前にイチローさんの妻の福島弓子さんが、夫の現役時代から不動産業や美容サロンの経営を手掛ける実業家として活躍していることが話題になりましたが、これも、あくまで夫婦の資産管理がきっかけでした。弓子夫人が夫の栄養管理のため、食材や水にもこだわりながら料理に励んだり、試合から帰宅後の夫の身体的なケアのため、自らマッサージを長時間施すなど献身的にサポートしていたのは広く知られています。福島さんでも、現役選手の妻が起業するというのはハードルが高かったわけです」