たとえ将来的に夫が第一戦から退いたとしても、その時は「自分が支える」という気概が見える。
前出のライフスタイルアドバイザーはこう話す。
「どんな一流選手にも引退の日は来ますし、プロ野球選手はその活躍に応じて高収入を得られる一方、一瞬のけがで仕事や稼ぎを失うリスクも日々抱えています。板野さんのおっしゃるとおり、リスクヘッジという点においても、妻が結婚や出産後も働き続けることは家族にとってもプラスの面が大きいのではないでしょうか」
もともと、華々しい世界で活躍してきた女性も多いプロ野球の妻たち。夫のサポートだけでなく、「起業家」として活躍する人も増えそうだ。
(立花茂)