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私はソーシャルメディアのさらなる発展についても非常に楽観的です。弊害は偽情報だけではありません。
フェイスブック(現メタ)やツイッターなどの企業は、発信内容をコントロールしようと試みるなど、とても最良の方法とは言えないやり方もとっています。それでも、全体的にみれば、楽観的なのです。
ブランコ・ミラノビッチ
経済学者。
1953年生まれ。「エレファントカーブ」のモチーフによって先進国中間層の所得の伸び悩みを指摘し、所得分配と不平等に関する研究で世界的に知られている。世界銀行調査部の主任エコノミストを20年間務めた経験もある。主な著書に、『不平等について』『大不平等』『資本主義だけ残った』(みすず書房)など。