

メディアで注目されるイケメンアスリートたち。中でもサッカーはその宝庫ともいえる競技のひとつ。しかし、果たしてスポーツにイケメンは必要なのだろうか? これに対し、カトリーヌあやこさんが持論を展開する。
* * *
そもそもサッカーにイケメンは必要なのか?
それは、「大河ドラマにイケメンは必要なのか?」とか、「漫画実写映画化にイケメンは必要なのか?」という疑問と一緒だ。
サッカーは顔でやるもんじゃないだろ。歴史をイケメンで塗り替えるな。俺の思ってたイケメンと違うんだよ、などなど。そんな数々の正論が繰り出される中、一言で言わせて頂ければ、「イケメンは、いるに越したことない」。これに尽きるのだ。
いまやサッカーご意見番として知られる小柳ルミ子さん(66)。大のメッシファンで有名だが、彼女がまずサッカーに興味を持ったきっかけは、2002年W杯。ルミ子のハートをわし掴みしたのは、元イングランド代表のベッカムだったという。さすが嫁が元スパイス・ガールズのベッカム、引きが強い。
その後メッシにドはまりし、W杯は全試合オンタイムで視聴し、欧州リーグの試合もほとんと押さえるというルミ子。もはや女版セルジオ越後状態だ。
ひとりのイケメンが、ここまでのサカオタを誕生させる。つまり、イケメンとは玄関マットなのである。
とりあえず踏め。とりあえず踏んで、中に入れ。ドアの中には、あなたが思いもよらない深い沼が存在してるのだから。