学生時代は自宅から最寄り駅まで「往復10キロ」を自転車で通い運動量は足りていたが、専業作家になってからは自らにトレーニングを課す。有酸素運動だと体に何も残らないのが嫌で、短時間で行えて見た目も変わる筋力トレーニングを好む。
朝食は肉野菜炒めに、玄米と麦を半分ずつ混ぜたご飯を半膳。肉は200~300グラムとる。
「ご飯抜きの完全糖質制限を経験しましたが、短期間で痩せる一方で、リバウンドがすごい。頭がぼおーっとして仕事も手につかない。緩い糖質制限がベストだと思う。ご飯は一気に6合炊いて、冷凍保存しています」
昼食は食べない。
「小腹がすけば、その都度、少しずつ食べたほうが健康的」
小腹を満たすのも、何でもいいというわけではない。一気に10個作るというゆで卵やアーモンド。飲み物は炭酸水かコーヒー、そしてこれまた高タンパクの豆乳を飲む。
目下、ダイエット中。現在の体重は77キロ。芥川賞受賞時の74キロがベスト体重だという。
「(太っていることは)精神のたるみが、表面に現れている感じがするんです。ダイエットは食事制限が9割。ハンバーグ生活で体重は落ちていっています」
(編集部・澤田晃宏)
※AERA 2018年8月27日号より抜粋
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