(写真はイメージ/GettyImages)
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 ニュージャージー州のマンモス大学が2023年3月16日から20日の間に、アメリカの成人 805 人を対象に電話で実施した世論調査によると、コロナパンデミックは終わったと思っている一般市民はわずか24%にとどまり、「いずれ終わる」は20%、「終わることはない」が53%に上っていたことがわかりました。半数以上が、パンデミックが終息することはなく、ただコロナと共に生きていかなければならないと考えていることがわかりました。また、「日常生活がコロナ前に戻ったかどうか」という質問に対し、69%が少なくとも大半は元通りだと回答し、このうち完全に戻ったという回答は34%を占めていました。20%は部分的に元通りになったと回答し、11%は全く戻っていないと回答したと言います。

  日本では4月の段階で9割近くの人がマスクを着用しているという調査結果が報じられていますが、上述したマンモス大学の世論調査によると、半数近くが公共の場では少なくとも時々フェイスマスクを使用すると回答しましたが、5人に1人しか、いつも(9%)またはほとんど(12%)マスクを着用していないことが明らかとなりました。サンディエゴに長期滞在している私が、最近何度か目にしたのは、比較的高齢の方が薬局やスーパーマーケットに入る際や、自家用車から降りる時に、手にしていたマスクを着用するという光景です。「公共の場ではマスクを少なくとも時々使用する」という回答を、まさに反映しているように感じます。

 さて、先日「もしかしたらコロナに感染したかもしれない……」と思ってしまうほどの体調不良に陥りました。背中を中心とした関節痛や、37度後半の微熱や倦怠感が次第に強くなり、寝込んでしまったのです。4月初め、人生で初めて5キロマラソンに参加したこともあり、疲れが溜まっていたのだと思います。それに加えて、春先に多い朝晩の気温差の変化なども、身体には少々負担だったのでしょう。微熱や強い倦怠感で寝込んでしまう前には、疲れが溜まる度に出現していた口唇ヘルペスもできてしまっていました。

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