行くか、行かないか、それが問題だ――ハリー王子の婚約者、メーガン・マークルさんが逡巡しているらしい。姑にあたるカミラ夫人からの「ランチのお誘い」だ。
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カミラ夫人(70)が、ハリー王子(33)の婚約者、メーガン・マークル(36)をバッキンガム宮殿近くの自邸クラレンスハウスでのランチに招いたという。
ウィンザー城のセント・ジョージ礼拝堂での結婚式を5月19日に控え、米国出身のメーガンには、ロイヤルマナー、ドレスコード、ロイヤルイベントの歴史、数多い王族の正式名称、称号、それぞれの性格まで、心得ておくべき事項は無数だ。
本来なら、同じケンジントン宮殿に暮らすキャサリン妃(36)がその役割を果たすべきなのかもしれないが、妃は公務に加え、ジョージ王子(4)とシャーロット王女(2)の育児に忙しく、4月には第3子を出産予定だ。一方、チャールズ皇太子(69)と再婚して13年ほどのカミラ夫人。ここは、ロイヤルブライドの“先輩”として自分の出番と張り切っているらしい。
カミラ夫人といえば、キャサリン妃を結婚前に招待したこともあった。2010年11月にウィリアム王子(35)との婚約が決まると、翌年2月、三つ星レストランに彼女を招待、通りからよく見える窓際の席を予約した。カミラ夫人はあれこれを伝えたが、最後に「ダイアナのようになってはいけませんよ」と釘を刺したとされる。暗に「ダイアナ元妃のように、出しゃばったり、目立ったりしてはいけない」を意味するこの忠告に、キャサリン妃は激怒したという。妃の実家、ミドルトン家は、母親も妹も元妃を深く敬愛していたのだ。妃はウィリアム王子に「カミラ夫人の招待は二度と受けない」と宣言しているという。カミラ夫人はといえば、チャールズ皇太子に「キャサリンは思ったよりもずっと頑固者」と伝えたとか。王室行事の際は顔を合わせて丁寧な対応をしているが、2人の仲は修復されていないと見られている。