「ビートたけしさんがサプライズで『紅白』のステージに登場するそうです。以前から水面下で交渉が行われていたようですが、ここに来て正式決定したようで、バラエティーの現場などでも話題になっています」とはバラエティー番組を手掛ける放送作家。
たけしといえば、出演する裏番組との被りなどもあり、これまでほとんど「紅白」にはほとんど縁がなく、00年に氷川きよしの応援ゲストとして志村けんとともにステージに登場し、チャンバラコントを披露したくらい。
だが、「今年は裏番組との“しがらみ”もないですし、たけしさんは何と言ってもNHK大河ドラマ『いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~』に落語家・古今亭志ん生役で出演していましたからね。昨秋にはNHKで初めて挑むコント番組『コントの日』も放送されましたし、近年はNHKとも良好な関係が伺えますからね」(前出の放送作家)
となると、気になるのはその演出の内容だが…。
「どの場面で登場するのかは分かりませんが、内容的にはたけしさんの最近のお気に入りで、今春行われた『天皇陛下御即位三十年奉祝感謝の集い』の式典やかつてゲスト出演した『笑っていいとも!』の最終回、落語家の林家三平さんの結婚披露宴などで見せて話題となった、ジョークを交えつつ祝辞として賞状や巻物を読み上げて笑いを誘うオリジナルの芸を披露するのではないかと言われています」(同放送作家)
「紅白」でのたけしと人気アーティストとの絡みに注目だ。(立花茂)
※週刊朝日オンライン限定記事