
本田圭佑らが輩出した星稜高校サッカー部総監督の河崎護氏(60)が部員に暴言や暴行をした、と本誌が報じた問題で同校は11月15日、中間報告を発表した。
報告は「一定の範囲による暴言及び暴行が事実であると認定できる」とし、河崎氏が部員に「おまえは身体障害者か」といった暴言や体当たりするなどの暴行があったと認定。懲戒委員会で河崎氏を懲戒処分にするか検討し、処分が決まるまで同日付で河崎氏に自宅待機を命じている。
「調査委員会もおかしいんですよ」と打ち明けるのはサッカー部員の一人。
本誌が報じた直後、調査委員会を立ち上げ、部員らに暴行についてアンケートが配布された。
「週刊朝日が今年8~9月に監督の暴行や暴言があったと報じたので、アンケートはその期間に限って質問していた。『おかしい』との声が出て再度、アンケートが配布され、11月14日が提出期限でした。どんな回答をしたのかバレてしまうと、『河崎氏が復活したとき、メンバーから外されるかも』『大学の推薦入試に影響するのでは』と躊躇する部員もいました」(部員)
サッカー部OBは過去にも暴行はあったと証言する。