50歳の誕生日である9月12日にシニアツアーデビューする丸山茂樹氏が、その意気込みを明かす。
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国内男子ツアーの「RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント」(8月29日~9月1日、福岡・芥屋[けや]GC)は24歳の比嘉一貴が初優勝しました。
すごいスコアでしたね。状態がよかったり、いろんなことが重なった上のことだとは思いますけど、26アンダーはそうそう出るスコアじゃないんで、そこは4日間いいゴルフをしたなと思いますね。春先に優勝争いをして、土壇場でミスしたことだったり、いろんな経験が勉強になって、優勝できたんだと思います。
もともとショットメーカーであることは分かってたんですけど、マネジメントの面でもったいないミスが多かった。そこが減って、いいゴルフができたんじゃないかと思います。10月に初めて日本で開催される米PGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」で、東北福祉大の先輩である松山英樹(27)と一緒にプレーできたら、って話してるみたいですね。それは最高の経験になるでしょうから、ZOZOに出られるように今後の試合も頑張ってほしいですね。
この試合に3戦連続優勝がかかってた石川遼(27)は13位でした。2戦連続優勝が決まったあとにZOZOの推薦出場が決まったのはよかったですね。彼の中ではワールドランキングを上げていくことが一番の目標だと思いますから、ZOZOに出られるってことは非常に大きいですよ。ワールドランキングをジャンプアップさせる絶好のチャンスですから。ランキングの高い選手が集まると、ポイントがめっちゃ高くなるんで。そこで上位に入ると、一気にジャンプアップできます。
さあ、いよいよ僕のシニアツアーデビューが近づいてきました。50歳の誕生日にあたる9月12日から始まる「コマツオープン」(石川・小松CC)に出てきます。
昔はね、50歳ってのはおじさんの世界だなと思ってましたよね。そこに自分が来ちゃったんで。でも想像してたよりは、いまの自分たちは若いんじゃないかなと思いますけどね。ハハハ。