林:ファンの皆さんにとっても、来てくれるとうれしいでしょうね。
ISSA:リリースイベントでもライブでもそうですけど、こっちは「来てくれてありがとう」じゃないですか。でも、実際に行って会うと「ありがとう」って逆に言われるんですよね。「いやいや、こっちがありがとうなんだよ」と思いながら握手したりしてるんですけど、やっててよかったなと思うことがすごくありますね。
林 今、最高の状態なんですね。お仕事も精神的にも。
ISSA:本当に好きなことができてるという感じです。今の僕以外のメンバー6人は、この10年間、あまり日の目を見ずに過ごして、でもいつか自分たちがやりたいことをやろうという気持ちで修業してきました。だからこの前、武道館のステージで6人がいる姿を見て、「ああ、本当によかったなぁ」と素直に思いました。
林:皆さんさぞ喜んだでしょうね。
ISSA:めちゃくちゃ喜んでました。「やっとここまで来られた」という。でも、これも通過点でしかなくて、それを続けることに意味があると思うので。
林:このごろは「ミュージックステーション」だけじゃなくて、NHKの「うたコン」にも出たりしてびっくりしちゃいます。「うたコン」で演歌の人と歌うのもDA PUMPなんですね。
ISSA:そうですね。NHKでやらせてもらうことに意味があると思っています。
林:嵐がISSAさんのラップをまねしたんでしょう?
ISSA:はい、特に櫻井翔君が。ちょっとずつ事務所間の垣根にすき間ができて、共演できるというのはうれしいことですよね。
林:練習って、どのぐらいなさってるんですか。
ISSA:ライブの前だと1日6時間ぐらいですかね。どこで何をやるかというネタを全部自分たちでつくるので、みんなで意見を出し合いながら、踊ってるのは4時間ぐらいですか。休憩を入れつつですけど。
林:17歳のときからダンスをやって体ができあがってるから、4時間も踊れるんですね。