磯野貴理子さん(55)の離婚が波紋を呼んでいる。24歳年下のバーテンダーの夫に、自分の子どもがほしい、と伝えられ、それをかなえる格好という。近頃、渡辺えりさんが13歳年下の俳優と、河野景子さんは8歳年下の貴乃花光司さんと離婚した。さかのぼれば小柳ルミ子さんもそうだった。年下の夫には“リスク”がひそむのか。
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元夫が子どもをほしがった話をめぐり、貴理子さんに同情する声が多い。
ただ貴理子さんの結婚当時の年齢は48歳。事前に子どもの話をしなかったとは思えない。恋愛エッセーの著書も多い作家の梅田みかさん(54)は、
「『自分の子ども、持てなくてもいいの?』って貴理子さんは最初に聞いたと思うんです」
自身も出産・離婚後、一回り以上年下の男性と8年間付き合った経験がある。
「彼は私の子どもをとても可愛がってくれましたが、いつか自分の子どもが欲しくなるんじゃないかと思って」。出産リミットが近づくにつれ、何度か話し合った。結局、違う理由で別れた。
「今回の離婚はある意味しかたない。彼を責められない。人生の計画が途中で変わるというのは男性でもあること。年下夫と結婚したリスクでもある。最初は自分が持っていないものを年上妻が持っていることに惹かれていても、男性の年齢が上がったときに求めるものが変わっていく。今回の貴理子さんのケースのように、ご主人が子どもをほしがるということもある。そこを理解したうえで、付き合うべきだと思います」
と梅田さんは話す。年下夫の魅力については、
「すごく年下の男性と付き合うと、楽しいし、刺激的だし、若返る。まわりから見たらヒモと言われても、そういう男性がいるということは、女冥利に尽きます。40、50代で年下夫を持てるなんて最高ではないですか。更年期の不安も、老いや孤独への不安も払拭(ふっしょく)されますし。考えてみてください。そんな年代をずっと一人で過ごすのと、別れるにしても年下夫と過ごすのではどちらがいいと思いますか」